大内宿

大内宿

 大内宿の本陣は会津と奥州街道を結ぶ会津西街道の拠点のひとつとして江戸時代の初期に建てられました。初代藩主保科正之、二代藩主正経が江戸参勤のためこの街道で昼食をとった(総人数600人)とうい記録が残っています。

 茅葺き屋根の風景が広がり郷愁を誘います。なかには埴生の宿となっているところもあります。

手作りの民芸品やお土産物の並ぶ店を散策すると、いずれもが素朴で懐かしい気持ちにさせてくれるでしょう。

 どの宿も江戸の面影を残していて”乙な感じ”だな、休んでいこうかと思わせる。今回は初めて大内宿におじゃまして、蕎麦どころ石原屋さんに吸い込まれた。小半時も癒され、ゆっくりさせてもらいました。

 今回は山菜蕎麦を頂きましたが、ねぎが一本入っている高遠蕎麦や会津地鶏の蕎麦・うどん、囲炉裏で焼くイワナの串焼きなんかもいいなあ。端から順に廻りたい様な気分だ。

しんごろう

 半つきにしたうるち米を丸めて串にさし、自家製のじゅうねん味噌(じゅうねん=エゴマ)を塗り炭火で焼いた「しんごろう」が、この地方の名物なのでお勧め。自家製だからそれぞれ味が違う。炭であぶった熱々をいただいた。

十念の庵へ
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