2011年2月11日(福井県)
雪が深い時期なので高い山を避けて考えていると、鬼ヶ岳が思い浮かんだ。この年の1月に登ろうかと思ったが、吹雪になって断念していた。2月になってこの日、再挑戦してみる。
武生市街から鬼ヶ岳に向かうと、一本しかない道路で夏道の登山口前にでた。他から登ろうと考えはしたが、渡渉の関係でこの尾根が最も無難だった。
夏道の入り口から普段の調子でスノーシューを付けて登り始めたが、皆さん壺足で、あるいは長靴で足跡通りに登っている。
じろじろ見られるのが嫌で、道を外して登ったので、ブッシュや深雪でけっこうな雪山気分だった。武生市側の平野は白く、日野山の姿は綺麗な富士で、展望はかなりのものだった。
コースを外して登ってきた南側からは海側の展望も綺麗で、写真左側には遠く敦賀半島まで見えているようだ。この時期に登れて良かったと思う。