2013年2月23日(岐阜県)
滋賀県木之本ICから岐阜県揖斐郡の横山ダムへ向かう。
303号線を走り、ダム湖の橋を渡った所から南下する。
乙原の町で左折して橫蔵寺方面に向かい、横蔵寺手前の丁字路を左に折れ山道に入ると路面は少し雪に覆われてきた。
約3km北へ進むと道は左に分岐していて、小津方面に続いている様だ。最初のヘアピンカーブを過ぎた所で雪が深くなり車を止めた。
車を止めた所から少し戻りヘアピンカーブに流れ下る沢の左岸林道を覗いてみるが、尾根へ安全に取り付けそうな所は見当たらなかった。戻って林道を先ず南下して、送電線下のヘアピンカーブから林道を離れて北進する路地マークに期待してみる。
地形図にある送電線下からの路地マークの場所からは、微かながら小径が延びていた。
小径が続く支尾根は北東に延びている。所々で枝が被るため、歩き易い所を探りながら633.5m点に向かって登って行く。
道が合流する633.5m点から北東に向かう尾根を行く。徐々に北へ向かう尾根にも路地マークの表示が続き、標高800mまでひたすら登る。傾斜は緩やかだ。
標高800mまで真っ直ぐ北へ向かうと目の前に双子のピークが現れる。沢の源頭を横切り左の856mピークに向かう。登りきって降り始めた頃、やっと西台山が見えてきた。
856mピークからは一旦標高800mまで降りて、登り返して行く。頂上手前の標高100mは傾斜がやや急で、右側の斜面に岩がゴロゴロしているのが見える。
最後の登りは薮と岩と雪が交互にやって来て、少し注意してルートを選んでいく。岩の周囲は落とし穴のように踏み抜く事がある。岩場が終わり傾斜が緩むと頂上が近い。
平坦で広い雪原に山頂を探して彷徨っていると、木の幹に斜めに「西台山」の標識が付けられているのを見つけてホッとした。数個の立派な標識の感じからして、夏道が通っているのは間違いなさそうだ。12:05下山を開始するが、タンボ(1060m)に続く尾根を行くにはスタートを早くして、登りをもう少し頑張る必要があるようだ。
下山も忠実に往路を辿る。林道を戻る途中、もうすぐ車に戻れる所から西台山方面の展望が開けていた。