2012年9月6日(長野県)
中央自動車道園原ICから阿智村恵那山広河原登山道へ向かう。登山口の2Km手前で通行止めのゲートが設置されている。このルートのアプローチは常に林道の工事で通行止めが予想されます。今回は距離2Km高低差110m約30分の車道歩きが必要でした。
所々崩れたり、土砂が流れ出た車道を歩いて登山口へ向かう。
沢に架かる丸木橋は確りしているが、増水時には事故が起きている場所なので、悪天が予想される場合は山行を中止するほうがよいと思う。
橋を渡ってからは暫く沢に沿って戻る方向にトラバースしていく。風穴へ行く案内板を右に分岐してからは沢音も遠くなりジグの急な登りとなる。
この急登は1時間くらい続いた。
尾根の急な登り(左)。登山道は石のゴロゴロした所を登る様になった。国境稜線までは急な登りが続いた。
稜線の登山道は一旦緩やかな道になるが三角点も近い標高2100m辺りから再び急な石の出た道となる。高山の趣が感じられる靄が流れてきた。
稜線を三角点へ向い最後の登りになると林床は苔むして一面に絨毯を敷き詰めたようだった。
道の左に綺麗なトイレ、黒井沢コースの分岐がある。右に避難小屋、奥は神坂峠への登山道が続く。
一等三角点から10分位で最高点2091mに着く。そこには三の宮が建っている。
最高点なので、ここが山頂なのかなと思う。三角点の所に標識があるので山頂だと思いそこから帰ってしまう人もいる様だが、近くまで来たので是非山頂に立ってから降りる事にした。
帰路は広河原登山道をピストンする。
この日の恵那山山頂は霧がかかり晴れることは無かったが、標高1800mまで降りると眼下の展望が開けてきた。下に見えている道路はスキー場(そのはらヘブンスSNOWWORD)から延びている。