2010年1月3日(北海道)2万5千分の1地形図「野花南・上富良野」
平岳を登り終えて上富良野で一泊したが、夜も雪は降り続いていた。
当日朝は晴れて除雪も入っており、芦別美瑛線二股ゲート前まで順調に車を進める事が出来た。スキーを準備して林道へ入った。
取り付きは前日同様の尾根で、勿論自分のトレースを利用して登る。斜面の雪を崩してしまい後退りを繰り返していた前日とは大違いで、まるでレールの様なトレースに従いシールのフリクションだけで登っていけた。
登り切って尾根の分岐から熊山へ向かう平坦な尾根を歩く。
ゲートからはシールワックスを効かせ順調にスキーを滑らせていく。しばらくは前日のトレースが残っていて、それが終わってからも平坦なラッセルで天気は最高なので、全く苦にならず気分よく進んでいった。
あっと言う間に着いた感じの頂上だった。展望は上富良野町から美瑛町までの街並みと、冬には初めて見るパッチワークの丘が綺麗で印象に残った。
帰路は平岳側にしばらく戻った。この稜線に並行して下に林道が通っているのは地図や昨日の調査でほぼ間違えない。途中からこの林道に向かって滑り、パウダースノーのスキーを楽しんだ。