白木山 1317.4m(三等三角点)

往復8~10時間登山道なし

堂の森地すべり観測所
堂の森地すべり観測所

 2014年2月23日(石川県)

 2万5千分の1地形図「北谷」「加賀丸山」

 国道157号線を南に走り、石川県側の白峰から福井県の勝山に向かうと、谷トンネル入り口(石川側)の1Km手前右側に駐車スペースが2箇所ある。何れも五十嵐林道に入るには好都合で何度か使った事がある。今回は堂の森地すべり観測所から林道に降りた。

 

五十嵐林道に降りてすぐ橋を渡る
五十嵐林道に降りてすぐ橋を渡る
連続して2回目の橋を渡る
連続して2回目の橋を渡る

林道のカーブする所
林道のカーブする所

 林道のカーブする所では、土壁に積もった雪が落ちてくる可能性があるので注意して急いで通過した。

 朝はたぶん大丈夫だが、帰りにはよく雪の塊が転がり落ちている事があった。


林道のヘアピンカーブから尾根へ
林道のヘアピンカーブから尾根へ

 林道のヘアピンカーブから尾根に取り付く。今回は、この壁の左側からよじ登った。


急な斜面を登る
急な斜面を登る

 やや急な斜面を登ると、雪がザラメ状で崩れてしまうので何度か滑り落ちて苦労する。

 15分ほどもがいて尾根に乗る事が出来た。


標高900m尾根を西へ
標高900m尾根を西へ

 標高900mで雪が締まってきて大分呼吸が落ち着いてきた。尾根上を西へ向かう。


振り返ると大長山、赤兎山

振り返ると大長山
振り返ると大長山

 登って来た尾根を振り返ると、取立山・大長山、赤兎山が見えていた。


白山が光る
白山が光る

 標高1100m振り返ると白山が光っていた。

 逆光ぎみなので少々見えにくいが、肉眼では氷の結晶もキラキラ飛んでいて綺麗だった。


標高1166mピーク着
標高1166mピーク着

 標高1166mピークに着いた。

 中央から右へ向かう稜線上を歩いて、本日の目標地点、白木山へ向かう。


大きな雪庇に向かう
大きな雪庇に向かう

 1166mから40m下り大きな雪庇に向かう。大きな雪庇は3カ所あって季節が進むと割れが入って怖い所になる。

 今回は2月なのでまだしっかりしていた。


石川県側に進む
石川県側に進む

 県境稜線を離れ、石川県側に入り真っ直ぐ北へ進む稜線を行く。


標高1214mへ登る
標高1214mへ登る
標高1261m点へ向かう
標高1261m点へ向かう

やっと山頂が見えた
やっと山頂が見えた

 1261mを超えてやっと山頂が見えてきた。中央に白く飛び出ているピークが白木山山頂だ。


白木越へ向かう
白木越へ向かう

 白木越へ向かい3つのピークをアップダウンしながら稜線上を行く。


白山の雄大な眺めを楽しみながら

白山が見えた
白山が見えた

最後の分岐から白木山へ
最後の分岐から白木山へ

 白木越から登り返し、最後の分岐から白木山へ向かう。

 ずいぶん前から、たぶん2007年頃から意識していたこの山頂に登れそうな気がしてきた。


諦めかけていた登頂がやっと

目前に白木山
目前に白木山

 すぐ目前に白木山が見えた。なかなか登ることが出来なかった山だが、やっと登れそうだ。山頂は雪庇に阻まれていて、最後の最後息を上げてよじ登る。

山頂着
山頂着

山頂からは大日山の素晴らしい展望

加賀甲から大日山の展望
加賀甲から大日山の展望

石福境界から白木山を振り返る
石福境界から白木山を振り返る

 この日の後半、晴れてくれたのは嬉しい限りだった。石川福井の国境稜線に戻って遅い昼食、なごりを惜しむ。この日最高の展望だ。

白山の展望

白山の雲がとれた
白山の雲がとれた

 1166mピークに戻って、きれいに白山の薄雲が取れた。この場所から見た白山の中でも最高の眺めだった。

半田山へ
半田山へ
石川県の山へ
石川県の山へ
あげはら山へ
あげはら山へ

登山道のない山と三角点へ
登山道のない山と三角点へ