2013年4月14日(福島県)
2万5千分の1地形図 「川入」
会津若松ICから121号線を北に走り、喜多方市からは335号線に入り北上する。大平沼方面に向かうと徐々に細く曲がりくねった山道になるが、アスファルトの道路が続いている。
車は大岩の集落まで入ることができ、集落の外から北に向かう林道へスノーシューを付けて歩き始めた。
御川橋を渡り右岸に進む。渡った所には黒岩山国有林と書かれた看板が建っていた。
右岸に渡って200m位進むと林道は左に大きくカーブしているが、溶けかけたトレースは、右側の沢沿いの路地(旧登山道?)へ入っていく。
私は左にカーブした林道を行くことにした。
最後の林道分岐に着いた。林道(右)と路地(左)の別れ道は予定通り林道(右)をしばらく進むことにする。
林道は分岐を過ぎた後、細かくカーブしながら1.5kmほど北へ向かって延びていて、最後は尾根を巻いた所で消えている。今回、その尾根を使って登るつもりだ。
写真は林道の中程から、登りに使う予定の尾根と、その奥に山頂辺りが見ている。
朝の低温で雪は硬く尾根取り付きはスムーズに登れた。
尾根は適度な傾斜が続くが、標高900mから1034m点までやや急な斜面が続く。雪はまだ硬いので苦労せず登れた。
山頂からは後ろに飯豊連峰の山並みが素晴らしく神々しい。目の前に続く稜線の先には飯盛山が見えている。右には登山口方面の大平沼が見えていた。
下山開始は10:30と早すぎたので、暫くの間往路の稜線を辿るが往路の分岐は降りずに、赤崩山に繋がる稜線を遠回りしてみるのも良いと思っていた。分岐からは1210mピークへ向かうトレースがあり、後を追ってみる。
1210mピークへ向かう途中から山頂方向を振り返る。天気は終日安定、充分時間があるので安心。
1210mピークを通過して、一本赤崩山寄りの尾根を降りた。山頂方面を名残を惜しんで度々振り向いた。林道に戻るのには細かい地形を読図しながら少々時間を要したが、終日残雪の山を満喫できた。