風不死岳 1102.5m

北尾根ルート往復

風不死岳北尾根ルート登山口
風不死岳北尾根ルート登山口
小さな標識
小さな標識

2013年8月15日(北海道)

 苫小牧から支笏へ向かい、湖畔に着いた後モラップキャンプ場入出口の道を右に見送り、苔の洞門側に3Km。手前の大沢橋を過ぎてから100m位の所だった。


200m先にある駐車場
200m先にある駐車場

 風不死岳は何度も登ったけど、10年ほど前に新しく整備された北尾根ルートは初めてだ。登山口は少々判りにくいので注意しながら進んでいく。

 駐車場は2ヶ所あり一方は国道から50mほど斜めに登った所に5台分、もう一方は国道沿いに200m程行ったところに15台分の駐車場がある。前者の山側駐車場への道は雨裂に削られていて、腹を擦りそうだったので広い国道沿いに駐めて少し歩いた。


山側の駐車場へ
山側の駐車場へ
駐車場を過ぎ林道へ
駐車場を過ぎ林道へ

 駐車場の所で標高は300mを越え、頂上までの標高差は800m位。所要時間は2時間から2時間30分程度になります。

林道から登山道へ
林道から登山道へ
登山道を上る
登山道を上る

 駐車場を過ぎ、林道を15分登ると登山道との分岐に着いた。林道は右斜め上にカーブし続いていが、これを離れて左の登山道へ入る。入り口の木に小さな標識がある程度なので見逃さない様に注意が必要です。

 登山道に入り、最初は緩い傾斜が続くが、徐々に急な尾根の登りに変わっていく。

霧の中、尾根上の急登は続く

標高800m
標高800m

 真っ直ぐな尾根を、急な登りが続く。ロープの下げられた所もあり、滑りそうな時は素直に掴まった方が良いかも知れない。

標高900m
標高900m

 気温は低めだが、蒸し暑さにバテて休憩。国道脇に駐めた車から2時間30分くらいで山頂に着きそうだ。


大沢の源流
大沢の源流

 左から岩混じりの崖が迫って来て、道幅を狭めてくる。以前に何度か登った事のある大沢ルートが合流しているようだ。

 大沢ルートとは登山道では無く、涸れ沢を登る全く自然の世界だ。この下で二股になっていて山頂に直登するか、こちら側の右股に入り北尾根に突きあげるか選択する事になる。

 いつも微妙に違う所に出て、毎回ボロボロになって頂上に着いた思い出がある。


9合目
9合目
山頂は近い
山頂は近い

視界は効かない
視界は効かない
山頂が近くなり傾斜が緩む
山頂が近くなり傾斜が緩む

風不死岳(ふっぷしだけ)山頂

風不死岳山頂
風不死岳山頂
山頂の三等三角点
山頂の三等三角点

 山頂には三等三角点が立つ。天気が良ければ周辺の山々も見渡せる筈だった。


 残念ながらこの日は霧が晴れそうにない。苫小牧で暮らした頃フップシは何度も登ったので、その時の風景、樽前山の噴煙や支笏湖の碧さを頭の中で重ねることにする。

 こちらのルートは樽前山7合目小屋からのルートに比較すると若干体力が要るかもしれない。 7合目小屋までの砂利道を億劫に感じるSUV車以外の人には最適。天気が良ければ尾根上から支笏湖や恵庭岳、紋別岳が良く見えるでしょう。

濃昼岳
濃昼岳
北海道の山へ
北海道の山へ
燧ヶ岳へ
燧ヶ岳