大小屋山 734.9m

冬季往復4~5時間ー登山道なし

東俣の外れから河原の林道へ
東俣の外れから河原の林道へ

 2010年2月16日(福井県)2万5千分の1地形図「稲荷」  

 福井県今立郡池田町役場前から476号線を南西に向かうと新保ファミリースキー場に着く。地図を確認して少し南の東俣から歩く事にして移動する。東俣の外れから広い河原の道を南へ向かった。奥へ向かうスノーモービルの轍は今朝のものの様だった。

橋を渡って右岸の林道を行く
橋を渡って右岸の林道を行く
橋を渡って700m直線的な道が続く
橋を渡って700m直線的な道が続く

 河原の道を南に300m行った所で橋を渡って左の林道に入っていく。ここで標高は275m、1kmほど歩いた所で標高300mになる。

尾根末端に取り付く
尾根末端に取り付く
標高400m
標高400m

 標高300m点で林道を離れ、枝沢を渡って尾根に取り付く。はっきりした尾根で杉が疎らに生えている。気温はやや高い。雪はザラメ状でザクザク、スノーシューは一歩踏み出す度に10~20㎝も沈む。ペースはかなり遅く通常の70%のスピードだった。

標高570m
標高570m
標高710m
標高710m

 かなり登りにくかった雪が、標高500mを越えた辺りからやっと落ち着いてきた。標高600mを越えてから雪が硬くなってスピードアップ。標高700mではスノーシューの葉が刺さって気持ち良く登れる。

大小屋山山頂は白一色に

山頂は近い
山頂は近い
大小屋山山頂は霧の中
大小屋山山頂は霧の中

 山頂に近づくにつれて天候が悪化、平坦な山頂では真っ白な世界に変わっていた。人工的な何か山頂の標識などを探してみるが見当たらなかった。少々不安もあり10分程でさっさと下山を開始する。ピストンで往路と同じ尾根を辿って降りるつもりだ。

河原に降りて車に戻る
河原に降りて車に戻る
2匹の鹿が河原で食事中
2匹の鹿が河原で食事中

 無事登山を終え林道に降りた。車に戻る途中、河原で草を探す2匹の鹿に出会った。少し近くに行ってみると、ポカンとした表情で「何か…」と言っている様だった。

岩谷山へ
岩谷山へ
福井県の山
福井県の山
段ノ岳へ
段ノ岳へ

登山道のない山と三角点へ
登山道のない山と三角点へ