湯谷山 1275.9m

2万5千分の1地形図「越前勝山」

往復7~8時間ー登山道なし

湯谷山3度目の挑戦

2006年3月21日、ルートを変えて再挑戦

橋爪の集落へ
橋爪の集落へ

 橋爪の集落手前に駐車スペースを見つけ、スノーシューを背負って林道を歩き始めた。

林道の橋で沢の二股を渡る
林道の橋で沢の二股を渡る

 林道をショートカットしながら進み、湯の谷沢の二股に挟まれた尾根に向かった。橋を渡り、難なく目的の尾根にたどり着いた。


容易に取り付ける尾根
容易に取り付ける尾根

 橋を渡った後、沢の二股に挟まれた地形に作業道らしきものが続いていた。容易な取り付き地点を見つけ登り始めた。

杉の快適な尾根が長く続く
杉の快適な尾根が長く続く

 杉の植林だろうか、歩き易い快適な尾根が標高963m地点まで続く。いつまでも続けと願い、頭の中を真っ白にして登っていく。


標高1100m
標高1100m

 標高963m点から一旦コルへ下り、二本の尾根のどちらを選ぶか選択する事になる。

 一方は直接頂上へ向かう尾根で、もう一方は東へ向かう尾根で、こちらが判りやすかったので、選択した。

 1250m迄登った所で稜線に出た。雪が激しく降り、地形が判りにくい。ピンクテープを下山側に3本連続取付けて、帰路の方向を確実にしてから北に向かった。


三度目の挑戦で吹雪の中登頂

山頂の目印
山頂の目印

 降り出した雪が横殴りになって寒さも増してきた。不安になるが、ひとつずつ地形の起伏を確認しながら北へ進むと頂上らしきピークに着いた。

 そこには福井県の山ではよく見られる「気ーつけて登ってみねの」と書かれた看板がぶら下がっていた。これを発見したので安心して帰る事ができる。

 トレースが消える前に下山しよう。

 


うっすらと大野盆地が
うっすらと大野盆地が

 吹雪の中だったので一生懸命に登り、急いで下山してきた。

 3度目の挑戦で、ルートを変えてみたらあっさり登頂でき、、登山道の無い山に登れたことで大満足だった。

 帰りはトレースも消えているだろうから、慎重にひとつずつポイントを確認しながら下山する。

 標高900mまで下山すると大野盆地が微かに見える様になってきた。


林道を歩いて車へ戻る
林道を歩いて車へ戻る

 忠実にピストンして林道に戻るとあと僅かで車に戻る。

 気が抜けてしまい、最後の分岐を直進してしまった。橋爪の集落に向かうつもりが、簔道に出てしまい余分に歩く事になってしまった。まあ、笑える程度の失敗で良かったと思う。

湯谷山(敗退)へ
湯谷山(敗退)へ
福井県の山へ
福井県の山へ
ナナコバ山-大杉谷林道
ナナコバ山-大杉谷林道

登山道のない山と三角点へ
登山道のない山と三角点へ