和刈別 1033.1m

春季往復約3時間ー登山道なし

北見峠とチトカニウシ山
北見峠とチトカニウシ山

 2010年5月2日(北海道)2万5千分の1地形図「北見峠」

 すっきりと晴れた北見峠に着くと、チトカニウシ山が白く雪化粧をして光っている。八年ぶりに訪れたが、あの時も今回の相棒(Y)さんがメンバーの一員で「チトカニ」「有明山」の思い出が蘇える。

 あの春は3回も来たが、概ね今日の様な晴天で登れ、嬉しい初登頂とスキーも楽しめた事が印象に残っている。

緩やかな尾根上を行くとすぐに電波塔がみえてくる

荒天時目安になる電波塔
荒天時目安になる電波塔

 頂上まで終始緩やかな尾根を行くことになるが、出発後すぐに電波塔が見えてきた。丁度いい帰りの目印になりそうだ。

 以前、他の山行がうまくいかず、時間が余った時に今回の「和刈別」が話題になった事がある。登りは楽そうだが、平坦なので悪天候だと迷いそうな山。注意が必要だという話だが、今日は天気が良く大丈夫そうだ。

チトカニウシ山を振り返る
チトカニウシ山を振り返る

 登り坂を終えた後、何度か振り向くと、その度に思い出が残る山、チトカニウシ山が見えていた。  

はっきりと展望が開ける和刈別 山頂

頂上からの展望(左)天狗岳(右)有明山
頂上からの展望(左)天狗岳(右)有明山

 頂上に至ると、正面方向はトイマルクシュベツ支川の原頭になっているので、急に落ち込んだ地形になっている。

 遮る物が全くないため、頂上に着いた事を実感できるが、登りの所要時間は1時間30分で標高差も少ない為、体力的には実感が少なかった。結局、この日は欲張ってもう一つ山を登りに行く事になった。

 写真右は有明山で、左には尖ったピークの連なる天狗岳も見えている。山頂周辺の風景は想像以上に良い雰囲気だった。

安足山・月見山へ
安足山・月見山へ
北海道の山へ
北海道の山へ
伏古山へ
伏古山へ

登山道のない山と三角点へ
登山道のない山と三角点へ