2013年11月2日(新潟県)
糸魚川ICから県道155号線に入り、青海鉱山方向へ向かう。
以前は鉱山事務所に立ち寄り登山したい旨を伝えて許可を得てから、少し戻った鉱山道路から登山道に向かうルートが一般的で、山と渓谷社、新・分県登山ガイドでも以前よりこちらが紹介されていました。
最近、鉱山道ルートが工事の為通行止めとなった。鉱山事務所を右側に見送り、青海川沿い上流側にある清水倉道登山口に向かう。こちらのルートは再整備されて復旧したとの事。
黄色い看板「カネヨ運輸(株)リサイクルセンター」を左折する。直進方向は青海川ヒスイ峡ジオパークに向かう道。橋を渡ってリサイクルセンター前に出ると、登山口の所でで行き止まりで、駐車スペースは狭く2台&1台の二ヶ所。周囲に駐車する場合は邪魔にならない様に注意が必要です。
穏やかな南に向かうルートが続いていた。
金木平に着くと大木の根元に水場の標識があった。左の踏み跡のすぐ先、水場は殆ど涸れていた。
標高900m辺りでは崖の上のような少し危ない所を通過した。この後は、ロープに摑まる急な斜面の登りになる。
ロープ場の斜面を登りきると、暫し平穏な山歩きとなり、秋の実りを写真だけ撮らせてもらう。
鉱山道ルートとの合流地点を過ぎてしまい、西稜ピークに着いたところで見逃した事に気が付いた。行く手に黒姫山山頂らしき三角形が見えてきた。
右奥に霞んでいる三角形は明星山のようだ。
山頂には黒姫山権現の祠と鳥居が立っていた。この山は一等三角点補点が設置されているだけあって、周囲の展望は素晴らしい。
海側の眼下には日本海から姫川に沿った街並みが延びている。
山側のパノラマは東(左)に火打山・焼山・雨飾山、中央手前に明星山、南(右)に雪化粧を始めた白馬岳が見えていた。展望をゆっくり楽しみながら足元に化石はないか探してみたが、容易には見つけられなかった。