2011年12月29日(北海道)2万5千分の1地形図「手稲山」
手稲山登山を終え近くにある手稲平和霊園に向かって車を走らせる。
霊園外れの林道入り口ゲートで通行止めになる。少し手前にもに駐車スペースがあったので、車中泊とする。
翌朝ゲート手前に車を停め、重機が置かれている脇を歩き始めた。
ゲートから約300m程先で宮城沢川を渡る橋を通過。
次のカーブですぐ右の斜面を登り始めた。
送電線下を通過し、標高377mピークに向かう。
藪っぽい斜面の楽な所を選んでいくと377mから北東に伸びる尾根に乗ってから377mに着いた。
次は標高515m点のある尾根に向かう。この日の朝も氷点下10度と冷えていたので雪はサラサラの顆粒状、斜面の急な所では滑って後ずさりしてしまう。
ここの登りが今日一番の難所になりそうだ。標高480mで尾根に乗り、その後はほぼ一本道で楽な斜度だった。
ピンクテープが親切すぎるぐらい下がっていた。ただし、昼には吹雪になる予報なので、あまりのんびりしてはいられない。
標高700m、ひとつ手前のピークに着いて地図を確認した。山頂かなとも思ったが確かめると手前のピークと判り、方向を変えて頂上に向かう。昼を過ぎタイムリミットは近いが、もうひと頑張りだ。
頂上だと思うピークに着いて、何か目印がないか見回した。水色の立派な看板を見つけたときは嬉しかった。
今日はGPSに今地域分の等高線がが入っていないので、天気が良くない日には看板が有難い。安心して下山できた。
吹雪始めた山頂を後にして、逃げるように下山した。藪山をスキーで降るのは楽しくないと思われるだろうが、私はこの様な山も意外と好きなのです。温度が低かったこの日、新雪には悩まされたが、帰りに楽しみを少しだけ与えてくれている。
登り標高480mで尾根から外れるが、目印のテープを付けてきたので安心だ。後は377m・送電線下経由、林道へと降りるだけだ。
林道に降りたのは正午をやや過ぎた頃で、雪は横殴りになっていた。
この後大荒れになる予報は正しかったので、定山渓への移動は明日朝からにして近くの銭湯を探した。