2014年5月11日(富山県)
国道41号線を飛騨方面に走り、東茂住の駐在所脇から左折し林道に入るとすぐ「ノーベルの散歩道」という案内板が立っている。
近くにニュートリノ観測施設があり、関係者がよくこの小径を散歩していたらしい。
鉱山への道を左に分けて、右の茂住峠へ向かう道を車が入れるところまで行ってみる。
林道は峠まで9Kmほどありますが、残雪や崩れた場所を何とか通過して峠の手前1Kmぐらいまで入る事ができた。
残雪に阻まれた所にちょうど駐車スペースがあった。徒歩に切り替えて峠に向かう。
峠らしき所にたどり着いたが標識のたぐいは全く見当たらない。
周囲を探してみると草木の間にお地蔵様とその台座が目に入ってきた。よく見ると微かな踏み跡が続いていた。
後から考えたら中部電力の反射板点検道かなと思う。
峠から30分、標高で200m登ると1270mピークに着く。振り返ると周囲の展望が素晴らしい。
最低コルの1300m前後は春の花が残っている。のんびりと楽しみながら登って行く。
残雪で踏み跡を見失って、酷い藪に嵌まってしまう。
標高1300mのコルから登り返す。南東方向を振り向くと北アルプスの山々が白く輝いている。
一等三角点。
反射板がすぐ近くに見えている。
あまり知名度がない山なのだが、さすが一等三角点。その展望の素晴らしさは人に知られたくない様にも思える。