稲倉石山 789m

往復6~7時間ー登山道なし

鉱山手前に駐車
鉱山手前に駐車

 2013年1月4日(北海道)

 2万5千分の1地形図「然別」

 余市町から国道5号線を南下して、然別橋で余市川の対岸に渡って支流の然別川に沿った林道を5.7km北西に走る。

 先日の下見で駐車スペースが3カ所あった。鉱山からは遠い一番外れに駐車させてもらう。

 写真(下)の白い部分がダムで、右の樹林帯が取り付きの尾根になる。 

ダム左岸尾根の薮へ
ダム左岸尾根の薮へ
尾根に取り付く
尾根に取り付く
濃い薮尾根を登る
濃い薮尾根を登る
10~20cm沈む雪
10~20cm沈む雪

 氷点下12℃のラッセルは意外と汗ばむ


標高370mからは平坦な尾根
標高370mからは平坦な尾根

 標高370mの崖マークで尾根は西に曲がり、登りの傾斜は緩くなる。標高433m点を通過して506m点に着くまでが長く感じられた。

標高506mから稜線が遠くに見えた
標高506mから稜線が遠くに見えた

 標高点506m点から一瞬雪が止んだ時、遠くに稜線が見えた。

 2つの710mピークのアップダウンが見えている様だった。


稜線上のピークを登る
稜線上のピークを登る

 西に向かう尾根から南北に延びる稜線に合流する所が標高670mのピークで、北へ向かう稜線上には710mのピークが2つある。最初のピークへの登りはやや急な登りで、雪は深く30cm沈む。ここのラッセルには息が上がる。

稲倉石山はもう近い
稲倉石山はもう近い

 2つの710mピークを越え、最後の登りにかかる。

 標高750m付近には大きくねじ曲がったダケカンバが不思議な佇まいをみせている。いい雰囲気だった。


山頂直下は烈風

頂上直下
頂上直下

 稜線の最後の登りをほぼ終えた標高750m付近からは樹木が無くなり、西から猛烈な風が吹き付けた。

山頂付近
山頂付近

 周辺にそれ以上高い所が無くなって、ここが山頂であろうと思ったが人工的な山頂の証は見付からなかった。しかし、その先が切れ落ちている地形からしても山頂に間違えないと思った。


ダムに近づかない様にする
ダムに近づかない様にする
鉱山周辺の180度
鉱山周辺の180度

 今回の山行は朝から荒れ模様だったので、尾根の分岐にはピンクテープを付けて帰りの道を確保して登った。登り口のダムにも近づかない様、付けた目印を回収しながら下山した。


大黒山へ
大黒山へ
北海道の山へ
北海道の山へ
白尾山へ
白尾山へ

登山道のない山と三角点へ
登山道のない山と三角点へ