2013年11月17日(福島県)前日16日はひたすら移動の日として、国見町営牧場の入り口から県道46号線の小坂峠を通って登山口を目指すが、夜遅くなったので小坂峠付近の林道で車中泊をする。
17日朝、明るくなって辺りを見回すと小坂峠の少し北側、萬蔵稲荷神社付近、牧場の入り口近くに居る様だった。
林道小畑線を走って丁字路に着いた所で、左右どちらから登ろうか考え直す事にした。
右の未舗装道に入り弘法清水駐車場へ向かう。弘法清水側から登り、下山は山頂からは北口コース登山口に降り、周回するルートを考えた。
車を駐めた弘法清水前のゲートから奥に続く林道を歩き始める。
弘法清水の沢沿いから八畳岩へ向かうルートの標識が立っているが、藪の中に消えてしまっている様だった。
小畑登山口から枯れ葉を踏みしめて登っていく。落ち葉によって道が不明瞭な所もあったが、大きく外れることは無かった。
大きな大日如来岩を過ぎた辺りで左に新ルートが分岐していた。登山口に立っていた看板に書かれていたマジックインキの黒い線によると、そのルートは八畳岩を経由して北口コース登山口の方へ延びているようだった。
新ルート分岐から20分弱で三方境に着いた。まずは、三角点と第1展望台のある山頂(898.6m)に向かうことにする。
鉄パイプで組まれた櫓の上は展望台になっている。私にも確認出来たのは先日登ったばかりの安達太良連峰、吾妻連邦、蔵王連峰だった。高い山だけに、少し前まで無かった雪化粧を纏っている。
櫓の基部に設置されているのは三等三角点。その横に立つ木製の杭には2008年11月と書かれている。登山道が6年前に拓かれ、櫓は5年前に建った様だ。
少し奥には、祠の中に石仏が置かれていた。
下山予定のルートは第1展望台から一旦三方境へ戻り、三方境の分岐から第2展望台の建つ萬歳楽山(仮山頂)へ向かう。
パイプで組まれた展望台は一段と高く、最高点915mに立つだけあって展望も良い。
第1展望台からは木立に邪魔されて蔵王連峰だけは今ひとつの展望だったが、第2展望台の上からは、すっきりと見渡すことができた。
ここを降りた後は、北口登山口へ向かう。その後は第1展望台でご一緒した登山者から教えてもらった半田山に行ってみようと思っっている。
茂庭分岐に降りて周囲を見回したが、茂庭から延びているルートはどうやら笹のブッシュに覆われてしまった様だった。ジグザグの下り道には砥石坂という名前が付けられている。
新ルートは、左から合流していて、ここから覗いた感じからして確りしている様に見えた。間もなくもう1本のルートが左から合流していて、これは大きな東屋とトイレの所に向かうショートカット道だった。直進方向に進み舗装道路が見えてきたら北口ルート登山口だ。
舗装された車道を歩き、車を置いた弘法清水側へ戻る。途中にはきれいなトイレと東屋がありショートカットの登山道も延びている。車に戻るまで30分弱の道程になる。