2013年6月30日(新潟県)
小出ICを出て北へ向かい、R-252を走る。守門岳の登山口へ向かう道を左に見送り、7~8km行くと未沢の分岐となり、Y字路を左側の浅草温泉方面へ進む。
山の神トンネルを抜け、破間川ダムの上流で浅草大橋を渡る。更に5kmほど上流に進んだ所で車は通行止めとなり、登山者はみな身支度を始めていた。
通行止めになった林道を30分、2kmほど歩くとネズモチ平駐車場に着いた。駐車場の奥に続く林道はゲートに閉ざされ、さらに400mほど進んだ所で登山道入り口となった。
車から歩き始めて40分でブナソネ登山口の標識がみえた。旧登山口とどちらから登るかは、あまり考えずブナソネ登山口から登り始めた。傾斜の緩い旧登山口から登る人の方が多い様だ。
登山道にはシダが生え、苔むした丸い石の間に水が流れ込む。川の様になったり、泥田のようにぬかるんだりする所もある。40分ほど登ると周囲が開けて守門岳が見えてきた。
左が浅草岳と右は前岳、中間の沢方向に残雪が残る。前岳の直下で桜曽根ルート(旧登山口より)と合流する。
分岐を左に入り、踏み跡を辿ると雪渓に覆われた。30m~40mくらい前岳のピークをトラバースす様に進むと尾根の上にでる。
頂上はもうすぐそこだ。
山頂手前の広場には木道脇に広く板が敷かれ、お弁当を開く人達が多い。
一等三角点と祠の建つ山頂は賑わいをみせる。登山道に沿って横長に、登山者達がくつろいでいる。
山頂からは登って来た方向に、大きな守門岳が雪渓を残した姿で裾野を広げている。
前岳の左側には岩壁の荒々しい尾根が繋がり鬼が面山が見えている。
祠のある山頂を越えて入叶津コース側を少し下ってみる。登山道脇にはヒメサユリが咲き、疲れを癒やしてくれる様だ。眼下には田子倉湖が十字の形に見えて標高の高さを感じさせる。