2013年1月2日(北海道)
2万5千分の1地形図「然別」「仁木」
余市から国道5号線を仁木町側に走り、仁木スキー場の手前、南町8丁目辺りで生コン会社の向かい側に駐車できそうなスペースを見つけた。
除雪をしてはみ出さないようにした後、車を駐めて、8時00分登り始める。
大黒山から北西に延びる緩やかな尾根を登る予定。登山口から標高差670mなので3時間位で登れると思った。
標高110mで送電線下の道を通過します。、林道が尾根を削る標高320mまで約1時間で到着しました。エゾリスやコゲラが姿を現してくれたので、気分良く写真撮影に少し時間を費やしました。
林道に出るまでは適度な傾斜でした。静かに登っていると、後ろで列車の通る音や踏切の警報音が聞こえてくる。ちょうど然別駅の山側にあたり、約1kmの位置になります。
海側の展望が素晴らしい。
蘭島の港(右)と余市の港(左)が見えています。
山頂手前の標高710mピークに向かう。左側のやや急な斜面には雪庇が張り出しているので近づかない。
山頂のダケカンバには大きな木製の標識が付けられていた。
途中で道草をくったので山頂着は11時30分になった。、所要3時間30分という事で少々遅い到着となりました。
標識から稜線を奥に進むと、そこに羊蹄山が蝦夷富士の名に相応しい大きなピラミッド状の姿を現した。
久しぶりに見るので、ドキッとするほどの雄姿でした。
大黒山から赤井川村を俯瞰する眺めはとても楽しみにしていました。なぜならば地形図を見る度、ずいぶん大きなカルデラではないかと思え、とても気になっていたからです。その地に立てて暫くただ周囲を見渡すだけで大満足でした。
帰りは同じルートを辿って車へ戻る。木が多くてもパウダースノーの滑りは楽しい。林道から下は時々見える生コン工場とキノコ大国の赤い屋根を目印に滑り降りる。