2012年8月16日(新潟県)
上越市から南葉高原キャンプ場に向かった。先客はロッジ横にある芝の駐車場に車を駐めていたが、夜になっていたので遠慮して道路脇で車中泊した。
ロッジの前を通過して奥へ続く道に向かうと、案内板が設置されているのでコースを確認してから、登山道に入った。
登山道といってもバンガローに車を乗り入れる為の車道という感じで、家族連れの車も行き来していた。少し行くと小高いところで分岐になっていた。左の木落坂コースに入る。
木落坂コース分岐から10分でなぜか2合目。沢沿いの道で緩いアップダウンがある。間もなく樹林帯の中を歩いて気持ち良く登れる木漏れ日の道となる。
5合目を少し過ぎた辺りで上越市の方向の展望が開けた。ほんの一角でこの展望は終わり、また樹林帯に入る。
6合目の水場に着いて、流れ続ける冷たい水を飲みたいだけ飲んで、先に進む。
7合目の展望台に着くと、頸城平野が広がっていた。
左奥には、8月9日に今回の山旅の始めに登った米山の姿が見渡せたのが嬉しい。
この後ひと登りで山頂という平坦部の登山道。
写真(左上)にオニヤンマが木の枝にぶら下がって写り込んでいる。 先週の米山でもウヨウヨ飛んでいて、私の周りに寄ってきたのを思い出す。
青田南葉山949.3m山頂に着いた。広い芝生が広がる公園のようで、二等三角点と標柱と南葉神社の祠が建っていた。周囲は樹木に囲まれているため展望はきかなかった.
南に延びる道は籠町南葉山に続いているらしく、木製の標柱には往復で2時間となっていた。入り口は少々薮っぽかったものの、中に入ると確りとした道が続いていた。
三叉路を左へ行くと目的地の籠町南葉山で、右へ行くと西野谷町へ降りられるらしい。
置かれていた石は籠町南葉山の御神体ということで、手を触れずに先を急ぐ。
籠町南葉山909.1m山頂に着く。「新井の窓」と書かれた標柱と三角点が立っていた。新井市側の展望が窓の様に一部切り取られて開けていた。
左側(南)に延びる道には朽ちた標識板で重倉林道へ約1時間と書かれていた。帰路は素直に青田南葉山まで戻る事にした。
青田南葉山に戻る途中で、標高880mから949.3mへ登り返すところ。記録を見ると、籠町南葉山への縦走路往復は2時間30分ほど要していた。周囲のブナ林が気持ち良い。
明神峠は桑取分岐の三叉路。ここを右に折れ明神沢に向かう。沢の源流らしき所を3回程越えアップダウンは多かった。
この日の朝スタートした分岐点に着いた。キャンプ場のロッジではラーメンやソーメンなど食事を提供してくれるので嬉しい。横にある広場には車を駐めてあり、家族のはしゃぐ声が聞こえて来るのでほっと安心する。