2010年2月8日(福井県)2万5千分の1地形図「稲荷」
前日のうちに武生ICで高速を降りて、唐木岳に登るため魚見の近辺に駐車スペースを探そうと車を走らせた。日野山の姿の良さを遠くに眺めながら201号線を東へ走る。
入谷町で南に向かい、町を過ぎると峠に向かう曲がりくねった道になり、大平山の登れそうな所も探したが、なかなか駐車スペースが無かった。
唯一都合の良い駐車スペースは201号線沿いにあり、唐木岳と大平山の中間の尾根末端になっていた。この場所に車中泊して、翌朝スノーシューで登り始めた。平坦な白い部分には水路が隠れていないか心配だったので、ビクビクしながら歩みを進めた。
平坦地を横切り左岸の尾根に向かう。薮の斜面をよじ登ると林道が横切り、尾根上は再び薮っぽくなるが、息が上がる程ではない。
尾根の登りは粉雪が軽く、所々に少し薮っぽい程密集する樹木も行く手を阻んでいる。
唐木岳と大平山の中間地点に標高588mピークがある。このピークに登り、唐木岳方面を望むと細かな樹木に覆われていて少々時間が掛かりそうだ。
山頂には木製の標識があった。ペンキで水色の地に赤の文字で書かれていて、手作り感に親しみをおぼえた。展望は西方向に日野山が良く見えていた。